セミナー受講者 H先生の臨床報告
こんにちは。
マ・アールマリアヒーリング セミナー講師の榮こころです。
今回は、「清永(キヨナガ)先生」の臨床・・・と思っておりましたが、他の受講者の先生が挙げた臨床と質問、それに対する清永先生のフォローのやり取りがあったものを取り上げたいと思います。
39歳の女性
1年前から自律神経失調症でめまいや、ひどい肩こり、
気分が悪くなったり、呂律が廻らなくなり、ちゃんとしゃべれない。ずっと病院でクスリを貰ってたけど良くならずホームページから検索されて来院されました。
一番困ってるのは呂律がまわらない事ですが、とにかく1週間前から激しい腰痛になったのでそれを早く何とかしたいとの事でした。
今回で5回目の治療で1週間に1回のペースで来られてますが、ヒーリングメインでやってます。
腰痛や気分の悪さやめまいは2回目の治療で全て無くなりましたが、それからずっと呂律の方が変化がありません。
気持ち話しやすくなってるかな?って感じですが、患者さんもしゃべれないから普段から殆ど人と話をしないのであまりわかりませんとの事です。
アプローチとしては、舌下神経などの脳神経へのヒーリングや頭蓋骨の固さや動きの改善と、オーラやチャクラの調整をしてます。
話を聞くと悪くなったきっかけはお母さんが亡くなったショックからのようです。
呂律がまわらずなかなかスムーズに会話を聞き出せずその辺りの話もつっこんでできてないのですが、何とかならないのかと悩んでいます。
過去に何か似たような症例や、効果的なアプローチ等ありましたら是非知恵をお借りできないでしょうか?
よろしくお願いします。
清永先生の回答
お母さんが亡くなられて、
受け入れることが出来なくて、咽のチャクラが長い間止まり、心の虚無感からハートチャクラが機能してないのでそのような症状が出ているのだと思います。
まずは親しい人(家族など)が亡くなった為に起こる病気が改善するには1年間はかかります。
どうしても、傷ついた心を癒やすのには 時 が必要です。
ヒーラー(治療家)は、傷ついた患者さんに対して見守る愛と忍耐 が必要です。
治療は4と5を中心にすることがポイントです。それとあせらず、ゆっくりと。
患者さんにも、あせらず少しづつ、「良くなりますから」とゆったりした気分で治療受をけられる様に安心して頂く事も大事です。
それと、何か他に目を向けられる事、患者さんに生きがいができると治りが早いです。
上記のような症例は、実は沢山あります。
治療の中で、ヒーリングと手技を施す事と同じく、患者様のバックグラウンドや心情をいかに聞き出せるかも重要になってきます。
そして、治療家自身が焦らずゆったり構え、患者様を安心させる事も非常に大事です。
マ・アールマリアのヒーリングセミナーでは、ヒーリング技術を得ると共に、治療家自身のメンタルも大きく改革されていきます。
それは、患者様や症例に対しての捉え方や診断基準が広がる事と、治療家自身が様々な「気づき」(公私共に)を獲る機会が格段に増えるからだと思います。
ヒーリングを学ぶ事=自身のヒーリング です。
セミナー受講者のアンケートでは
Q.セミナーを受講して、自身のメンタルで一番変化を感じたのは何ですか? の問に対して。
A思考回路そのもの と、ほぼ全員の方々に回答頂いております。
私自身もまだその変化の真っ最中ですが(笑)
色々と抱えていらっしゃる患者様の精神と肉体の両方を良い方向に導く手伝いができる事、それも「治療」の一環ではないのかな?
と思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。